ICPC 2020 Asia Yokohama Regional 参加記

mine691 です。 チーム Aobayama_sugarstep で ha15 と tarakojo1019 と一緒に参加しました。

結果は4完で40チーム中29位でした。

順位表 → LiveSite

-N 日目 (N > 0)

チーム練をした。記録は以下。

2021/02/14 Aobayama sugarstep チーム練 2019-2020 ICPC, NERC, Southern and Volga Russian Regional Contest - 日記

2021/02/23 Aobayama sugarstep チーム練 2018-2019 ICPC, NEERC, Southern Subregional Contest - 日記

ICPC2020 アジア地区予選 模擬練習会 参加記 - 日記

2021/03/14 Aobayama sugarstep チーム練 2020-2021 ACM-ICPC, Asia Seoul Regional Contest - 日記

国内予選と違って問題が難易度順でないため、順位表をこまめに確認する癖をつけた。 チーム内で具体的な役割分担はしなかったが、それぞれが何を得意なのかは知ることができた。

一緒にバチャを並走してくれた Aobayama_dropout 様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

チーム戦略は国内予選とほぼ同じで、基本的には Google meet と Google Document を使い、図の共有などに Google Jamboard というのを使った。

ICPC模擬国内2020 & ICPC2020国内予選 参加記 - 日記

0日目(03/15)

睡眠調整をミスってしまい12時過ぎに起きた。バカが作った生活リズム 

FF の誰が ICPC に参加してるか分かんない!となったので、JAG と ICPC のチーム紹介資料から参加者リストを作成した。

チーム紹介でチーム紹介しない人たちのせいで 120人中60人くらいしかアカウントが特定できなかった。ICPC lang:ja とかで検索して最終的には90人まで入った。

その後は ICPC に向けてお菓子を買ってきたり、鈴原サクラ(エヴァに出てくるキャラ)に感謝したり、Codeforces で手の運動をしたりした。

1日目(03/16)

遠足前日さながらにワクワクして全く寝ることができず、睡眠時間5時間で初日を迎えた。 シャワーを浴びて食器洗いをし、Codeforces をちょこちょこやり、あっという間に受付開始時間になった。

全員時間通りに集まっており、何事もなく受付準備OKをコメントした。他のチームが呼ばれているのを聞いて、口に出せるチーム名でよかった~となった。prefix が Aobayama のチームがいるため、部屋割り振りで運営を困らせてしまった。開会式の会場に入ると企業 CM が無限ループされており、たまに鳴る slack 通知音で頭が壊れた。

開会式の記憶は消えた。

ラクティスは全員別々に解くこととなった。ABC だけ解いた。Cで再帰を書いたとき、break するのを忘れて TLE を出した。反省

運営からのアナウンスを聞いて初日の日程は終了した。

Codeforces の問題の考察をいくつかやって、頭が付いていることを確認して寝た。

2日目(03/17)

7時起床。Codeforces を開くとメンテナンスが行われていた。Polygon and Codeforces will be possibly unavailable in the period between Mar. 16, 16:00 (UTC) and Mar. 17, 08:00 (UTC) because of maintenance. と言われたので、画面に中指を立ててから vjudge で考察済みの問題を解いた。提出はできないがサンプルが合っていたので一応安心した。*1

8時25分にチームメイトと一瞬通話を繋いで安否確認をし、全体 Zoom で運営からの注意を聞いた。

コンテスト本番

いつも通り tarakojo が A を、自分が B を、ha15 がそれ以降を見るという戦略でいく。

問題文が短くて喜ぶ。何となく小さいほうから貪欲にしてよさそうで、実際これは正しい。見切り発車で実装を始めるとバグを踏むと思ったので、丁寧丁寧丁寧に方針を考えてから書いた。変数名がアで他人に見せたくいない気持ちになりながらも気合で書ききった。一発でサンプルが合ったので出した。ここが心拍数のピークだった。通る(00:23)

Aの進捗を確認すると大丈夫と言われたので、順位表を見つつ後ろの方から問題文を訳していった。ほどなくして A が通る(00:35)

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この時点では好調な滑り出しだった。

J の問題文が読めなかったので(え?)、ha15 に読んでもらった。開始地点が room 1 なことや与えられるグラフが木なことを見落としていたことが原因だった。(何も読んでないのでは?)

グラフを描いてみると、子の個数や押しているナッツはあるかなどの情報を持ちつつ BFS や DFS やればいいねとなった。 ha15 に実装をお願いした。(今考えるとこれが良くなかった)

EHI の考察をしていると ha15 が J を通した(01:30)。

G が通されているので、ha15 と一緒に考察を始めた。単調性がないので、閾値を全探索することにする。閾値を決めたときに OK かどうかの判定ができればよさそう。嘘必要十分条件が出たので ha15 が書いた。WA が出て不穏な雰囲気が漂い始めた。

tarakojo の様子を伺うと、C の考察が済んで実装を始めているらしい。7命令を手で作って、6命令以下を全探索したらしい。G でうんうん頭を悩ませていると、C が通っていた(03:56)

困ってしまったのでチェッカーを書いていると、ha15 が手で反例を見つけてくれた。ここから何も進まずお通夜になった。

閉会式とか

Gather で dropout の人達(途中で他チームの人もいたけど)とコンテストの感想を言い合った。

問題の解説や YesNo おじさんや顔写真公開を楽しんであっという間に終わった。

直後に用事があったので懇親会は不参加だったが、「懇親会に出れなくて悲しい」と友達に言ったら一緒に餃子を食べに行くことになった。ありがとう……。

感想

実力不足感が否めず、とても悔しい結果となった。チームとしては結構連携は取れてきたが、もう少し練習をしておけばよかったと思う。(5時間セット以外でも十分練習になったはず)

(今年度も含め)国内予選での学内2位争いが熾烈を極めているので、学業を放棄して競プロに費やす時間を増やしていきたい。

*1:さっき出したら通った